2011/02/04

第25回MS 関 伸司氏/「人生七転び八起き」・・・波乱爆笑PARTⅡ

タイトル:「人生七転び八起き」・・・波乱爆笑PARTⅡ
講師:関 伸司氏/株式会社葉山クリエイト 代表取締役
日時:2011年2月4日(金)6:30~7:30
会場:逗子キングプラザ4F

本日は当会副会長の関伸司氏を講師にお迎えした。関氏の率いる株式会社葉山クリエイトは、葉山、茅ヶ崎、南林間に読売新聞の販売店を3店舗経営する地元密着型の安定的なビジネスを展開している。現在は順風満帆であるが、これまでの人生は波乱万丈、山あり谷あり、本日はその一部をご紹介頂いた。

関氏は福岡県の北九州出身。当時の経済的な理由から大学進学を諦め、東京で大手建築会社のインテリア部門に就職。全力で仕事に取り組む姿が評価され、20歳の時に松戸の大型案件の現場監督のチャンスを掴むも、大型案件故に、工期は10年。当然出世コースであったが、20代の全てがそこで終わってしまうという危機感から、周りの反対を押し切って退社を決めた。

起業を志し、寝る間を惜しんでアルバイトを3つ掛け持ちし、開業資金を調達。友人と一緒に歯磨き粉の販売代理店を起業。念願の独立を果たすも、経営が上手くいかず、負債を負うことに。しかし、関氏の働き振りをみた、医薬品会社の社長より声がかかり販路拡大に貢献。事業は順調に拡大したが、この会社もスポンサー企業からの乗っ取りを受け、結局関氏も退社に至る。

その後、英会話教室の営業などを経験し、27歳の時に既に引越しは7回を超えていた事もあり、其の頃には、もう落ち着きたいという気持ちが強くなっていた事もあって、地域密着のビジネスである新聞販売に興味を抱き、まずは拡張員からスタート。全国をまわり優秀な成績を残した。全国をまわり出会った、数多くの販売店の所長さんの中から、尊敬できる所長さんのリストを作成し、まずは一番上の久里浜の所長さんの元で販売店の修行を開始。熱意と創意工夫をもって仕事に取組む姿が認められ、通常10年かかると言われる独立へチャンスが4年半で巡って来る。お世話になった所長さんやそのご家族の協力もあり、34歳の時に葉山で現在の会社を創業した。その後、ご自身のポリシーである地域密着、地域貢献を主眼に置き、狩猟型営業から農耕型営業への転換が奏効。販売数は伸び、本社からの賞を数年連続で受賞。40歳の時に2店目の話があり、実力が試される2店目も軌道に乗せ、その後、成績の芳しくない店舗を改善するなど、現在は3店舗の経営を任されている。

新聞販売業への転進以降、全てが順調のように思われるが、同業の多くの役を受け自分を見失ったり、社内評価制度が上手く機能をしないなど、困難も少なくなかったそう。2006年には念願の森戸海岸の前に新店舗を建設し、念願のシアタールームも完成したが、目標を達成した後の燃え尽き症候群に悩まされる。

そんな中、もう一度自分の人間力を磨く必要性を感じ、田山学校、西田塾などへ通い、自分自身を見つめ直す事に成功。現在は「地域のお役立ち企業」を目指し、社員の方々と共に日々邁進している。

関氏は先に紹介したシアタールームを地元のフラダンスサークルなどに開放したり、一部の店舗ではクリーニングの取次ぎを併設、また各店では産直品の販売を行っている。加えて、「湘南元気塾」と名付けたセミナーを主催し、元気を与えてくれる有名講師を招聘し、地元の人々を対象としたセミナーを開催している。完全に新聞販売の枠を越え、既に地域お役立ち企業である。しかし関氏の夢は更に広がり、移動販売者による、物販や蔵出し酒の取扱なども視野に入っているそうだ。

関氏は昨今、社員とその家族の方々の幸せを一番に考えるようになったそうだ。関氏の下を離れ独立した2店のオーナと共に、成功基金と名づけられた基金は、毎月10万円づつ出し合い、合計50万円の積み立てし、今後の独立志願者を資金面で応援する事を目的にしている。社員の方々への愛情と結果主義ではなくプロセスを重視する経営方針が浸透して来た昨今は、離職率が激減し、社員1人ひとりが積極的に仕事に取組んでくれるようになったそうだ。

10年以上前に氏がある雑誌のインタビューに答えた記事を拝見した。そこにはまさに今の関氏の会社の姿が描かれている。氏も最近その記事を発見しびっくりしたそうだ。

関氏の講話からは数多くの学びがあった。

氏は常に真剣に自分の人生に向き合い、自分探しの旅を続けていた。また目標を明確にし、確実にそこへ向かって努力する勤勉さと堅実さを持ち合わせていた。そして最後にはその夢を実現する姿は、正に感動的である。その途中でのご苦労や経験は全て無駄にはなっておらず、まさに現在の成功のために必然だったのではないかと思われるのである。

氏は関わる全ての方々に愛を持ち、温かく接してくれ、表面的ではない心の通ったお付き合いをしてくれる方である。ご自身が多くの苦難を潜り抜けて来ているからこそ、他人への温かい気持ちをもっているのではないだろうか。容貌もダンディである事に加え、気さくで温かい関氏は当会にも多くのファンをもつ。

山中湖畔にセミナーハウスを建て、そこで多くの人を元気にするセミナーを開催する事や、家具工房を併設する夢を関氏はきっと実現させる事を確信してやまないのだ。


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