2010/10/22

第11回MS 原田 周二氏/地域経済と政治の関わりについて

タイトル:地域経済と政治の関わりについて

講師:原田 周二氏(有限会社原田運送 代表取締役)
日時:2010年10月22日(金)6:30~7:30
会場:逗子キングプラザ4F

本日は当会会員でもある、原田運送株式会社 代表取締役、原田周二氏を講師にお招きした。原田氏は横須賀を拠点に運送業を展開する原田運送の代表である。今年創業50周年を原田運送は、創業以来黒字経営を続けている。現在は運送業に加え、レンタルスペース事業及び、リサイクル事業も展開している。リサイクル事業は、三浦半島エネ全域、逗子葉山、藤沢横浜方面一部にて廃食油を回収し、バイオディーゼル燃料として利用するという、循環型リサイクルシステムを自ら実践している。MSにいらっしゃる際に乗って来られる車もこのバイオディーゼル燃料を使っている。

原田氏は1941年生まれの69歳であるが、年齢を感じさせないパワーを常に発しておられる。そのエネルギーは本業だけではなく、地域社会への貢献へも向けられており、現在、会社内に「地域何でも相談所」といういわば駆け込み寺的な相談所を設け、地域のお困りごと、お困りの方々の相談にも乗っている。年齢的なことや、創業以来黒字経営を続けている会社のトップであれば、当然の事ながら悠々自適な隠居生活も不可能ではなかったが、氏曰く、世の中に多数存在する大きな問題を見て見ぬ振りは出来かった、との事。しかしそれらの問題を解決する為には一人の力ではどうする事も出来ない、そこで、政治の世界への転進を思い立ったそうだ。

残念ながら前回の選挙ではその夢を果たせなかったが、そのくらいで物事を諦める方ではない。行政に頼らない自立型社会の実現や学童保育の充実などを掲げ、氏は次回の選挙に向けて、既に動き出している。講話を締めくくった氏の「世の中に存在する様々な問題を自分の事として捉えて欲しい」という言葉が特に印象的だった。1人1人が世の中の問題を主体的に捉えて行動する事で、きっと世界は少しづつ良くなって行くのだと思う。原田氏には負けていられない。それに続く我々の世代も何か行動を起こさなくてはいけないと考えさせられる朝となった。原田様、ありがとうございました。



有限会社原田運送ホームページ
原田周二氏プロフィール

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