2010/11/05

第13回MS 進藤 龍也氏/刑務所伝道~日本をよくするために~

タイトル:刑務所伝道~日本をよくするために~
講師:進藤 龍也氏(「罪人(つみびと)の友」主イエス・キリスト教会 牧師)
日時:2010年11月5日(金)6:30~7:30
会場:逗子キングプラザ4F


ついにあの人がやって来た。前日のイブニングセミナーに引き続き、本日のMSには、進藤龍也牧師をお迎えした。進藤牧師は前科7犯の元ヤクザという、その類まれなる経歴から語られる事が多いが、牧師として、そして何より人間としての魅力に溢れる方だ。そばにいるだけで人間の温かみを感じる事の出来る方である。その進藤牧師は、刑務所服役中に聖書と電撃的な出会いをし、神の言葉に触れ、出所後、同じような境遇から抜け出せずにいる人々を救うために、牧師になった。正に牧師になるべくしてなった方のように思えてならない。

逗子葉山倫理法人会と、進藤牧師の出会いに、忘れてはならない人がいる。まずは、当会副会長の関氏だ。TVで紹介された進藤牧師の事を、社員であり、当会会員でもあった佐藤一志氏に紹介した。佐藤氏は末期ガンに侵されており、当時余命は僅かであると宣告されていた。その佐藤氏は進藤牧師を尋ね、意気投合。なんと翌日に茅ヶ崎の海岸で洗礼を受けたのである。残念ながら、佐藤氏は8月23日に神のもとに召されたのだが、最後まで教会に通い続け、進藤牧師とご家族、そして教会の皆様が最後まで佐藤氏を見守り続けてくれたのである。佐藤氏が洗礼を受けた日の写真を見せて頂いた。その写真の笑顔がなんと素晴らしかったか。死を目前にした人があれほど、透き通った笑顔を見せる事が出来たとは、一人の友人としても嬉しい限りであったと同時に、進藤牧師の素晴らしさに感激と感謝の気持ちを抱かざるを得なかった。進藤牧師が逗子で講演している姿に、佐藤氏の存在を思い出さずにいられず、会場内にその存在を感じずにはいられなかった。佐藤氏は正法人会化へ向けた普及活動にも積極的に尽力頂いたばかりか、いつも一番最初に会場に来て、会場設営などを率先して行っていた。正に実践の人だった。

進藤牧師はMSにて、刑務所伝道の重要性を語って頂いた。
氏曰く、刑務所の状況を変えることで、日本をより良い社会にする事ができるのだそうだ。実際に刑務所での服役を経験している氏だからこそ、わかる事であり、刑務所伝道は氏のミッションであるという。

日本国内で発生している犯罪の70%は再犯によるものであり、受刑者は平均5.5回服役しているのだそうだ。この数字は刑務所に服役した人々が更正をしていないという紛れもない事実を証明しているのである。

ではなぜそういうことが起こるのか?
(1)日本の刑務所では何故、犯罪を犯してはいけないのかという教育がない。
(2)カウンセリングがない。
(3)社会復帰のための受け入れ施設が非常に少ない。
(4)懲役の強制労働で得られる賃金は初任給ひと月700円からであり、社会復帰持参金にもならない。
などが原因となっているとの事である。

進藤牧師は、これらの状況を変えるべく、受刑者との面会や手紙の遣り取り、出所者のケアなどを行っている。昨今の時代背景もあるのか、刑務所の殆どは、稼働率が100%を超える状況であり、受刑者のために多くの税金が使われており、受刑者を減らす事は、我々にとっても無縁な事ではないのだそうだ。

また、進藤牧師の口から、多くの聖書の言葉が語られたが、それらには丸山先生の言葉との共通点を多く見つけることが出来た。

「行い(実践)の伴わない信仰は死んでいる」、「怠け者は朝を憎む」正に同じなのである。参加者の多くが、倫理の根底にもある聖書に興味を持ち、早速読んでみると言っていた。正しい考え方は共通しているのだろう。

刑務所の中で会った受刑者は、ほぼ100%、家庭環境に問題があるという。これもやはり家庭が全ての基本であるという倫理の考え方を実証する事実ではないだろうか。

いろいろな意味で気づきが多い講演となった。進藤牧師、同行頂きました奥様、そして天国の佐藤さん、ありがとうございました。アーメン。

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