講師:田中悠太氏(鎌倉市倫理法人会/法政大学4年生)
日時:2010年7月9日(金)6:30~7:30
会場:逗子キングプラザ4F
本日のモーニングセミナーは前鎌倉市倫理法人会会長で現在は、県の副会長、田中肇氏のご子息である田中悠太氏を講師にお迎えいたしました。
田中氏は現在22歳の法政大学4年生。史上最年少の講師ではないでしょうか?倫理法人会へは昨年入会し、所属の鎌倉以外にも積極的にMSに参加しており、逗子葉山のMSにも度々出席頂き、メンバーの中ではお馴染みです。
小学校でサッカーを始め、チームキャプテンを務める。横浜マリノスのユースチームに選抜され、将来はプロサッカー選手を夢見ていた。
中学時代に足を痛め、ベンチを温める日々が続いた。高校でもサッカー部に入部するもケガが完治せず、サッカーを諦める。その頃から、原因不明の慢性頭痛と微熱にに悩まされ、不安と戦う日々を過ごす。苦しみを理解してもらえない事や、人に弱みを見せたくないいう気持ちからいつしか、本音の自分の気持ちを見せる事が出来なくなっていた。そんな時、いつもありのままの自分を受け入れてくれ、やさしい言葉をかけ、見守ってくれたのが両親だった。両親は自分の可能性を信じてくれた。そんな経験から、両親のありがたみ、人への優しさを学んだ。
現在、法政大学4年生で、第一希望の就職先であるアチーブメント株式会社へ内定しており、来年4月に入社予定。
病気の経験、両親からの影響、そして倫理法人会からの学びによって世のため、人のためになる仕事をしたいと思うようになった。中でも世の中を変えるのはやはり人。そこでモノづくりではなく、も人づくりに携わりたいと思うようになった。そんな希望に合った会社がアチーブメントであった。100社以上の会社説明会に参加したが、ピンと来たのはアチーブメントだった。社員の方々は明るく生き生きと仕事をしていて、正に倫理を実践しているような会社だった。
アチーブメントの受験者は2万人、それが最終的に30人になる。面接期間は一ヶ月半、なんと7面接まであるそう。田中氏は見事この難関を突破し、採用の切符を手に入れた。試験面接内容はグループが話し合い10年後の会社のイメージをプレゼンする、自分がこの会社で何をしたいか、成し遂げたいかを人事の方にプレゼンする、自分への応援メッセージを集める、など自分自身と向き合い、自分を見つめなおす素晴らしい内容のように感じる。こうして、最終的に残った学生たちは、会社と相思相愛で結婚成立となるのだそうだ。
将来は世界に通用するトレーナーになり、「人を大切にする人が溢れる社会」づくりに貢献したいとの事。何とも壮大な夢だが、田中氏ならきっと夢を実現出来ると思った。しかし恐るべき22歳。こんな若者が居れば、きっと日本の将来は明るいに違いない。なんとも清々しい朝だった。
アチーブメント株式会社
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