タイトル:なぜそれは起こるのか
講師:伏木 久登氏(社団法人倫理研究所 法人普及事業部 首都圏方面長)
日時:2010年11月12日(金)6:30~7:30
会場:逗子キングプラザ4F
本日は倫理研究所から、伏木方面長を講師にお招きした。伏木方面長はその柔らかな外見と語り口からは一見想像できないような、鋭い言葉をズバッと発する凄い方だ。先日当会会長が合同モーニングセミナーにて体験報告を行った際のコメントにはドキッとさせられた。逗子葉山倫理法人会は、会長が先頭に立ち、見事なリーダーシップを発揮し、先日正法人会化を達成する事ができた。また、会長は普及活動に邁進し、ただひたすら倫理普及活動に奔走する中で、本業や家庭に奇跡的な出来事がいくつも起きた事を報告したのだった。その内容は素晴らしく、聞くものの多くに感動を与える内容であったのだが、コメンテーターの伏木方面長はずばり苦言を呈したのである。成功している時こそ、気を緩めては行けない、倫理活動には終わりがなく、そんなに簡単なものではない。もっと深いものであると・・・。恐らく一番はっとさせられたのは当会会長ではなかっただろうか。我々にとってもそのコメントは倫理の奥深さを再認識させられる重い言葉であった。
講話でも様々な示唆に富んだお話をお聞かせ頂いた。現代は変革の多い時代であり、「乗り切る」のではなく「乗り換える」くらいの変革が必要なのではないか。より柔軟な発想の転換が求められるのではないか、といったお話。また、雑誌に掲載された「日本一礼儀正しい工業高校」の話などを例にとり、明るい挨拶の重要性や、戦後日本文化や伝統を捨て、欧米化し、日本人としてのアイデンティティを失ってしまった事の弊害などなど・・・もっとお話をお聞きしたかったが、時間が限られており今日はここまでとなった。またいつかもっと長い時間、じっくりとお話をお聞かせ頂きたいものである。改めて倫理の深さを思い知らされる朝となった。我々はまだ入り口に立ったばかりなのである。伏木方面長、本日はありがとうございました。
2010/11/12
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