タイトル:CSRには効き目があります。ついでに!無理なく!達成感のある事をしよう!
講師:石井 直樹氏(石井造園株式会社 代表取締役)
日時:2010年10月15日(金)6:30~7:30
会場:逗子キングプラザ4F
本日は当会会員でもある、石井造園株式会社 代表取締役、石井直樹氏をお招きした。石井氏の経営する石井造園株式会社は、CSRに積極的に取り組み、「横浜型地域貢献企業」の認定を受けている。また、本業の造園業においても平成19年度の横浜市優良工事請負業者を受賞している、21世紀型の優良企業である。
CSRとは、「Corporate Social Responsibility」の頭文字をとった表現で、日本語では一般的に「企業の社会的責任」。企業はただ利益を出すだけではなく、地球環境や従業員、地域社会に対して配慮をし、社会的な責任を考えた経営をしなければならないという考え方。(石井造園株式会社ホームページより引用)この言葉自体は既に一般的であるが、大手企業以外はわかっていてもなかなか具体的な取り組みを行うことが出来ずにいるのが実際のところではないだろうか。
しかし、石井造園様は従業員10名の小企業にも関わらず、CSRを特別なものとせず、日常的に実践している点が素晴らしい。石井造園は昭和40年創業の会社で、石井社長はその2代目の社長。ご商売柄か、幼い頃から、地域の人々や環境を大切にする地域貢献の考え方を自然に教え込まれたそう。石井造園のCSRへの取り組みのキャッチフレーズは、「ついでに、無理なく、達成感のある事を」だそうで、これもこれからCSRを行おうと考えている企業にとって大きなヒントが含まれている。
「ついでに」とは、本業に関係あることを、「無理なく」行うことで、一過性にならず継続して行えるのだそうだ。また「達成感にあること」とは、人類にとって避けることの出来ない、今後の大きなテーマである環境問題についての取り組みを中心に行う事で、達成感と充実感を味わう事が出来るとの事。なるほど、正に21世紀型企業、そのものと実感した。
石井社長は単なる利潤追求の組織を作っているではなく、正に社会の公器作りなのだと感じた。それを率先垂範する石井社長には既に大経営者の風格が備わっているように思えた。石井様、ありがとうございました。
石井造園株式会社のホームページ(CSR活動報告なども掲載されています。)
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