2012/05/11

CSRを考えることは3つのSを考えること

2012年5月11日 逗子葉山倫理法人会
第83回 経営者モーニングセミナー

(株)オルタナ オルタナ総研事業部 事務局長兼主任コンサルタント
小池 勝也 氏
「CSRを考えることは3つのSを考えること」

本日は年に4回の「alterna(オルタナ)」という季刊誌を発行している小池勝也氏をお招きし貴重な体験談をお話いただきました。

小池さんが考える3つのSというCSR
・ 従業員満足(ES)
・ 顧客満足(CS)
・ 社会満足(SS)
この3つの要素が会社経営そのものである、と強く訴えます。

本日はその中でも従業員満足(ES)の話を中心にお話を進めていただきます。
従業員満足は高い信頼関係を築ける。
10年間シンガポール航空で勤務された小池さんはESの高い職場で上司に確認が取れなかった個人の判断を会社の創意として行動し、各所から表彰を受けました。

CSRの目的
1、道徳的義務
2、持続可能性
3、事業継承の資格
4、評判管理(←大企業ほどこれしか考えていない)

そして【共感資本】へと変貌を見せる経済
CSRからCSVへ

P.F.ドラッカー
「その仕事にワクワク、ドキドキ感があるか?」
「知りながら害をなすな」

熱く語れる社会になろう…社会満足(SS)を高めよう!
そのためには
① 組織が社会に対して【行ったこと】に関わる責任
② 組織が社会に対して【行えること】に対する責任
を考えていくことである。(CSR戦略)
企業としてCSR高めるために何をしていけば良いのか考えるとき、この2つをテーマに話し合いを進めれば何かしらの動きを見出せると小池氏はおっしゃいます。

社内でCSRを稼動させるためには、経営陣を動かす
→ これは倫理の考え方と同じですね。

以前は横浜市金沢区に在住し、学生時代はバスケットに汗を流していたので、本日の当会の空気に親しみと懐かしみを感じてお話されたそうです。

偶然にも具体例のお話で先月のモーニングセミナーで講話いただいた(株)世界地図さんのお話もあがりました。すごい巡り合わせです!逗子葉山のモーニングセミナーは講話と講話がリレーしていきます!!


本日は25社29名の方にお集まりいただきました。
たくさんのご出席ありがとうございます!

本日、4名のモーニングセミナー初参加の方に来場いただきました!
素敵な1日となりますように。


5月17日は18:30から21:30まで 葉山町福祉文化会館にて 倫理経営講演会が開催されます。
(当日、逗子駅・新逗子駅にて係りの者がご案内しております)
群馬県より旅館業を営まれている大森隆博氏をお招きして実践体験報告
倫理研究所より内田文朗氏を招いて「朝に活路あり」と題して倫理経営とは何かお話いただけます。

皆様の奮ってのご参加、心よりお待ち申し上げております!

逗子葉山倫理法人会 副事務長 北原康裕

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